ヨガインストラクターの仕事は、バーテンダーと似ている。
私がひとりでふらりと遊びにいくのは、10年来の付き合いのお店ばかり。
スタッフさんも顔なじみ。
新しいバーテンの子が入ると
「あ、ミクちゃん。ミクちゃんはね・・・」と、スタッフのだれかが私のことを教えているような笑そんな場所。
心地良い空気
心地よい距離感
でも、ともだちかって言われたらともだちとは違う関係なのだ。
バーテン、スタッフとしてお店に見合ったスタイルでサービスを提供している人と
このお店に行けば気を抜いて呑んでもだいじょうぶ。と安心しているわたし。
お互いに入り込み過ぎて共依存のような関係だったり、
丁寧さが過剰で逆に緊張感を与えたり
憧れというフィルターが目的を見失わせていたり。
あるよね。あるある。
生徒としての私の失敗経験も思い出す。
心から尊敬し、憧れている先生と共に学べることは本当に勉強になったけれど
その気持ちが強すぎて、なにひとつ正直に話すことができなかったのだ。
続かなかった。
いらしてくださる方には、
いつも扉を開けて「どうぞ」と言い、その時間を安心して心地よく楽しんでもらいたい。
そして私は、その場に見合ったレッスンを提供すべくひとりひとりに目を配り、アンテナを張る。
終わったら
「はぁーこの場所があってよかった」なんて思いながら(わたしも)それぞれの生活に戻っていく。
わたしが顔なじみのバーでしてもらっていること、そのまんまだ。
べったりしているわけではないのに「この人はたしかにわたしを知ってくれている」という安心感は、まさにプライスレス。
あーヨガインストラクターとして、こうでありたいな。
日本のトップインストラクター!!
たくさんの生徒を抱えるカリスマ☆
ちがうちがう。
目指すところは「また行きたい店=また会いたい人」
ヨガインストラクターの仕事は、バーテンダーと似ている。
Miku